プールに入る時に、注意すべきことはありますか?
プールの後は必ずシャワーを浴びて塩素を洗い流してから、薬を塗りなおしてください。
アトピー性皮膚炎があってもプールに入れますが、アトピー性皮膚炎のお子さんは伝染性軟属腫という感染性の小さな水イボや、伝染性膿痂疹(とびひ)というジクジクした皮膚の感染症を合併しやすいという問題があります。これらがある場合は、他の人にうつさないように配慮が必要です。伝染性軟属腫がある場合、その感染力はあまり強くないのでプールに入ることはできますが、タオルや水着、ビート板、浮輪などを他のお子さんと共有するのは避けましょう。伝染性膿痂疹(とびひ)の場合は、皮膚がジクジクしているうちは登校もプールも控えましょう。
医師の許可が出てから登校し、プールは感染部分が全てしっかり乾燥してから入るようにしましょう。
監修日本医科大学大学院 皮膚粘膜病態学 教授 佐伯 秀久 先生