同じような症状なのに体の部位によって、塗り薬を使い分けるように言われました。なぜですか?
塗り薬の効き目は、体の部位によって大きく異なります。これは薬の吸収率が部位によって異なるためで、吸収の良いところは弱い薬でも高い効果が期待できますが、吸収が悪いところにはより強い薬が必要になります。したがって、同じような症状であっても1種類の塗り薬で全部を治療することが難しい場合があり、体の部位に合わせて塗り薬を使い分けることがあります。
監修名古屋市立大学環境労働衛生学 特任教授/藤田医科大学医学部 総合アレルギーセンター 総合アレルギー科 客員教授 大矢 幸弘 先生