医療費助成制度について

医療費助成制度とは、患者さんの医療費の負担を軽くするために、国や⾃治体等が医療費の⼀部を負担(助成)する制度です。医療費が⾼額となった場合などに、助成を受けられることがあります。
医療費助成制度にはさまざまな種類があり、適⽤の有無や助成される⾦額は、年齢や収⼊などによって異なります。

⾼額療養費制度

1ヵ月(その月の1日~末日)の間に医療機関の窓口で支払うべき額(自己負担額)が一定の金額を超えることになった場合、自己負担額を一定額(自己負担上限額)にまで抑えることができる制度です。

制度の詳細:厚生労働省「高額療養費制度を
利用される皆さまへ」

付加給付制度

⾼額療養費制度は国が定める制度ですが、ご加⼊の医療保険(保険者)によっては、独⾃の「付加給付」として、国が定めるよりも⼿厚い医療費助成を⾏っており、⾃⼰負担上限額がさらに低く設定されている場合があります。
すべての保険者で実施されているわけではありませんので、詳しくはご加⼊の保険者(健康保険組合等)にご確認ください。

お問い合わせ先:健康保険証に記載されている
保険者(健康保険組合等)

医療費控除

生計を一にする家族が1年間で支払った医療費の総額が10万円(総所得金額等が200万円未満の方は総所得金額等の5%)を超えると、医療費控除を受けることによって、所得状況に応じた還付金を受け取ることができます。医療費控除を受けるためには、確定申告が必要です。医療機関から発行された領収書は必ず保管しておきましょう。

お問い合わせ先:最寄りの税務署