身体障害者手帳とは、身体に障害のある人に対する公的な支援や福祉サービスを受けるために必要な手帳です。
COPDによる呼吸機能障害が一定の基準に達している場合、「呼吸器の障害」として認定され、身体障害者手帳の交付対象となります。障害の重さ(等級)は呼吸機能検査の結果にもとづいて決められ、等級に応じてさまざまな支援やサービスを受けることができます。
手帳の交付を受けるためには、自治体ごとに指定されている医師の診断を受け、必要書類に記入して福祉事務局に申請する必要があります。詳しくは、お住まいの市町村の福祉事務局や障害福祉担当課にお問い合わせください。
呼吸器機能障害による身体障害者等級表
- 1級
- 呼吸器の機能の障害により自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの
- 3級
- 呼吸器の機能の障害により家庭内での日常生活活動が著しく制限されるもの
- 4級
- 呼吸器の機能の障害により社会での日常生活活動が著しく制限されるもの
※2級はなし
- 受けられる福祉サービスの例
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- 医療費助成
- 税金・交通費・公共料金の減免
- ネブライザー(お薬の吸入器)の購入助成
- 身体障害者ホームヘルプサービス等の利用
- 年金・手当の給付
- 通院用の自動車重量税の免除