日常生活で気をつけることはありますか？
特発性の慢性蕁麻疹では、症状があらわれる直接的な原因はわかっていませんが、疲労やストレス、感染などが影響することが考えられているため1)、これらを避けるようにしましょう。また、時刻（夕方～夜間、明け方）により悪化することが多いとされているため1)、これらの時間を考慮したスケジュールを立てることも有用かもしれません。
また、かゆみが生じてつらい時には、患部を冷やすことでかゆみが軽減できることがあります1)。
1) 秀 道広ほか：蕁麻疹診療ガイドライン 2018. ⽇⽪会誌 2018；128(12)： 2503-2624
監修昭和大学医学部皮膚科学講座 主任教授 猪又 直子 先生