お子さんがアトピー性皮膚炎だったら 【監修】長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 皮膚病態学分野 教授 室田浩之 先生

アトピーとじょうずにつきあう

アトピー性皮膚炎は、「気持ち」が症状に影響しやすい病気です。子どもに不安やストレスを抱かせず、つらい症状を乗り越える強さを育むためには、家族が病気のことをよく理解し、情報を共有して、おおらかに見守ることが大切です。

よく知り、よく観察し、記録しましょう

病気のことを勉強しておくと、お子さんの症状の変化に慌てたり不安になったりすることが少なく、主治医とのコミュニケーションもスムーズになります。また、症状やその変化、かゆみが出るのはどんな時かなどを観察して、『アトピー日誌』として記録しておくと、予防にも医師への情報伝達にも役立ちます。
本サイトでは日ごろのかゆみや症状の記録のために「かゆメモリー」をご紹介しています。ぜひお役立てください。

家族の“からだ”と“こころ”の健康も大事

「なんとかしてあげたい」と思うあまり、つい悪化因子の除去に神経質になったり、情報にふり回されたりしがちですが、不安やパニックはそのままお子さんに伝わります。主治医や相談機関になんでも相談し、情報は家族で共有して、皆で支え合っておおらかに見守りましょう。

お医者さんとチームになろう

アトピー性皮膚炎の症状は人それぞれ。治療もオーダーメイドです。主治医とチームを組むつもりで、なんでも話し、なんでも相談して、一緒に治療を進めましょう。

定期的に受診しましょう

大きな問題がなくても、定期的に受診して、状態を「見て」「診て」もらいましょう。

日々の情報をなんでも共有しましょう

受診時に『アトピー日誌』の情報を伝えることで、今困っていることを主治医に理解してもらいやすくなります。医師と情報を共有しながら、治療を進めましょう。

悩みを話せる信頼関係を

治療に迷いが出たり、さまざまな情報で不安になったり、落ち込んでしまったり…そんな時、お子さんやご家族の状態をふまえた上で助言ができるのが主治医です。遠慮せず、どんなことでも相談してみましょう。