食物アレルギーはどんな食物が原因になるの? 【監修】昭和大学 医学部 小児科学講座 講師 今井孝成先生

食物アレルギーの原因は、その食物に含まれるたんぱく質です。しかし、食物のたんぱく質すべてがアレルギーを引き起こすわけではなく、消化されにくいなどの特徴をもったたんぱく質が、原因になりやすいと考えられています。
また、食物アレルギーを起こしやすい食物は年齢によって違いがみられ、乳幼児では鶏卵、乳製品、小麦などが、学童〜成人期では甲殻類、小麦、果物類、そばなどが原因になることが多いです。

全年齢における原因食物

今井孝成、海老澤元宏:
平成14年・17年度厚生労働科学研究報告書より

年齢別の主な原因食物

表中の食物をクリックすると、その食物についての解説が表示されます。

  0歳 1歳 2、3歳 4〜6歳 7〜19歳 20歳以上
No.1 鶏卵
62%
鶏卵
45%
鶏卵
30%
鶏卵
23%
甲殻類
16%
甲殻類
18%
No.2 乳製品
20%
乳製品
16%
乳製品
20%
乳製品
19%
鶏卵
15%
小麦
15%
No.3 小麦
7%
小麦
7%
小麦
8%
甲殻類
9%
そば
11%
果物類
13%
No.4   魚卵
7%
そば
8%
果物類
9%
小麦
10%
魚類
11%
No.5   魚類
5%
魚卵
5%
ピーナッツ
6%
果物類
9%
そば
7%
小計 89% 80% 71% 66% 61% 64%

年齢群ごとに5%以上占めるものを記載しています(0歳のNo.4、No.5は5%に満たないために記載していないだけで、原因食物がないわけではありません)。

※小計は上位5食物の合計の割合です。

今井孝成、海老澤元宏:
平成14年・17年度厚生労働科学研究報告書より一部改変