世界アトピー性皮膚炎の日キャンペーン
~アトピーの日常における影響~

キャンペーンビジュアル一覧

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世界アトピー性皮膚炎の日の取り組み

世界アトピー性皮膚炎の日(World Atopic Eczema Day)は、患者さんの健康と健やかな生活に深刻な影響をもたらす皮膚疾患に対する認識、理解、および対処法などを広めることを目的に、毎年9月14日に制定されています。

アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う湿疹が体の色々なところにできる病気として知られていますが、その症状がもたらす患者さんへの影響(疾病負荷)についての理解は進んでいないといわれています。今回の取り組みでは、患者さんが生活のなかで感じる負担感や困りごとの原因が、アトピー性皮膚炎という病気であることの認識を深め、解決への道を歩んでいただくことを目的として、日常生活に潜む疾病負荷をビジュアルでご紹介しています。

アトピー性皮膚炎が患者さんの日常生活に及ぼす影響

アトピー性皮膚炎の患者さんはかゆみや湿疹などのよく知られている症状だけでなく、それらの症状によって起こる睡眠障害、疲労感、学業や仕事への影響など、さまざまな負担を抱えています。
さらに、それらの疾病負荷は患者さんの日常生活だけでなく、仕事や学校生活、進路に関する選択など、その後の人生にも影響を及ぼすという報告があります。

出典

1)米国健康調査に参加した34,613例(皮膚炎患者7.2%)の解析:皮膚炎患者の昼間の眠気又は疲労感の非皮膚炎者に対するオッズ比
Silverberg JI et al. J Invest Dermatol 2015; 135: 56-66
2)米国健康調査に参加した75,000例(うちアトピー性皮膚炎があると報告した患者428例)の解析:アトピー性皮膚炎患者が日常生活で何らかの支障を感じる割合
Whiteley J et al. Curr Med Res Opin 2016; 32: 1645-1651
3)アトピー性皮膚炎患者266例に対する調査:アトピー性皮膚炎により性的欲求が減弱すると回答した人の割合
Misery L et al. Dermatology 2007; 215: 123-129
4)痒みを伴う皮膚疾患を有するビジネスパーソン1,032例に対する調査:皮膚アレルギーにより仕事に支障があると回答した人の割合
室田浩之ほか. 診療と新薬 2010; 47: 964-973
5)アトピー性皮膚炎患者112例に対する調査:アトピー性皮膚炎が教育や職種の選択に影響を与えたと回答した人の割合
Holm EA et al. J Eur Acad Dermatol Venereol 2006;20:255-259
6)12~24歳のアトピー性皮膚炎を有する学生163例に対する調査:アトピー性皮膚炎により1年間に学校を欠席した平均日数
Stingeni L et al. J Asthma Allergy 2021; 14: 919-928
7)アトピー性皮膚炎を有する2~18歳の小児の保護者100例の解析:アトピー性皮膚炎の子を持つ保護者の入眠障害のオッズ比(vs. 健常小児の保護者100例)
Forer E et al. Acta Derm Venereol 2023; 103: adv00879

アトピー性皮膚炎の治療選択肢

新薬の登場で年々増えているアトピー性皮膚炎の治療選択肢をご紹介します。
これまでの治療で良くならなかった方にも、よりご自身に合った治療選択が可能となりました。

6つの質問に答えて、アトピー性皮膚炎のコントロール状態をチェック

アトピー性皮膚炎の症状や生活の質(QOL)を把握するためのツールを使って、あなたの困っていることを簡単に医師に伝えられます。
6つの質問に回答して医師に相談してみましょう。

※ADCT(Atopic Dermatitis Control Tool;アトピー性皮膚炎のコントロール状態に関する調査票)

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