かゆくて勉強/仕事に集中できない

女の子のイラスト

受験や進学への影響も心配。

男の子のイラスト

勉強にイマイチ実力が出せていない。アトピーのせいにするのは言い訳かな。

馬場先生のイラスト

こんな時どうする?馬場先生からのワンポイントアドバイス

アトピーは言い訳じゃないよ。かゆみそのものと眠れないことにより、気力や集中力が落ち、学力への影響はとても大きいものです。だから体と心のコンディションを整える工夫が大切です。

まずは勉強法より「学ぶための体調づくり」を優先。眠れる環境を整え、かゆみが強い時間は短時間で区切り、集中しやすい時間帯に学ぶようにしてみましょう。

親御さんは将来のために何とかしたいと思うもの。アトピーも含めて支えつつ“自分のペースで進めている”という実感を本人が持てることが、長い目で力になります。

また、受験シーズンは勉強のプレッシャーがストレスとなり、かゆみの原因になることも。親子で対策をはじめましょう。

受験とかゆみのはなし

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学童期のお子さん

宿題や勉強を「15分単位」で区切り、ノートに書くのがつらい日は、読むだけ・聞くだけ学習に切り替えてもOK。かゆみが気になったら休憩を入れる。眠いときは無理せず早めに寝て、朝に宿題をまわすのも一つの工夫。

思春期のお子さん

試験勉強など長時間が必要なときは「集中できる環境づくり(静かな場所・空調・衣服)」に気を配る。重要な試験前は医師に相談して治療を調整してもらい、体調を整えることも可能。

成人期のお子さん

資格試験や仕事に必要な勉強では「周囲に状況を伝える」ことも大切。症状があるからこそ、体調管理と学習スケジュールの両立を工夫する力が、実社会でも強みになる。

進化している治療法

今から考える
アトピー性皮膚炎の治療選択肢

近年、アトピー性皮膚炎の病態解明が大きく進歩し、治療も進化してきています。
そのなかでも、アトピー性皮膚炎の「かくれ炎症」を引き起こす体内の原因物質をターゲットとしている分子標的薬という新たな治療選択肢が注目されています。

まずは、お近くの医師に相談しましょう!

患者さんがどんなことに悩んでいるのかお医者さんも知りたいと思っています。
皮膚の悩みがあればためらわずに相談して、専門医の先生と一緒によりいい皮膚を目指しましょう。

診察を受ける親子のイラスト