抗体医薬品とは

監修 広島大学大学院 医系科学研究科 皮膚科学 教授 田中 暁生 先生

治療選択肢は増えています

アトピー性皮膚炎の領域は、近年治療薬の開発が進み、保険診療で受けられる治療の選択肢が増えています。多くの患者さんが治療ゴールを現実的に目指せる時代になっています。

治療方法については、医師・薬剤師にご相談ください。

外用剤

外用薬

抗体医薬品

抗体医薬品

免疫抑制剤

免疫抑制剤

光線療法

光線療法

抗体医薬品とは?

私たちのからだは、体内にない異物を排除する抗体というたんぱく質をつくり出して病気を防いでいます。この仕組みを利用して、病気の原因となっている物質に対する抗体をつくり、体内に入れ、病気の予防や治療をおこなうくすりが、「抗体医薬品」です。抗体医薬品は、生物学的製剤ともいいます。
病気の原因となる物質のはたらきをピンポイントで狙い撃ちするので、高い治療効果副作用の軽減が期待できます。