Episode4

そうか…だからにおい分子が減っていたのか

このまま鼻茸が成長し続けたら…
この体は…
有害なにおいを嗅いでも気づけなくなっちゃうよ!
ボクたちでなんとかできないの!?

ワシらはどうすることもできん
免疫細胞のように戦うことも嗅裂の外に出ることも…
嗅細胞はにおい分子を運んで脳に伝えることしかできん。

このままじゃマジでにおい分子が届かなくなっちゃうよ!
においが分からない…!どうすることもできないのか?

これまでにあった下の青緑の枠には、足りていない振り仮名がありました。
一問目は「せ」二問目は「ん」「も」三問目は「ん」「い」が足りていませんでした。
繋げて読むと「せんもんい」となるので、「専門医」が足りなかったことがわかります。
答えは「せんもんい(専門医)」です。

少しでも多くのにおい分子をさがして…
今すぐにこの危機を脳に伝えないと!!
検査に関するInformation


耳鼻科の診察では問診に加えて、鼻鏡検査や内視鏡検査を用いて⿐の内部の状態を見て、治療を進めることができます。
特に、X線やCT検査などの画像検査では副鼻腔(⿐の周囲にある空洞)の中に溜まった膿や炎症部位の確認ができます。
両鼻に鼻茸が繰り返し発生してしまうタイプの治りにくい慢性副⿐腔炎(好酸球性副⿐腔炎)の場合は、確実な診断のために内視鏡検査、画像診断(CT検査)や⾎液検査などが必要になります。
「匂いがわからない」など、治りにくい慢性副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎)かも?と思ったら、専門の病院を受診しましょう。日常生活で困っていることを相談した上で、実際に鼻の状態を調べ、治療を進めることができます。治りにくい慢性副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎)の診断には、専門の病院で正しい検査を受ける必要があります。