喘息が日常生活に及ぼす影響

喘息がコントロール良好である患者さんは1割弱でした

喘息の治療の目標は、発作が起こらない状態を維持することです。
しかし、実際には、90%以上の喘息患者さんが1週間に1回以上の発作などを経験しており、喘息のコントロールが不十分(不良)であったことが報告されています。

1週間の喘息症状日誌から判定した喘息コントロール状態
-治療中の喘息患者さん1,248人を対象とした郵送アンケート調査結果

治療中の喘息患者さん1,248人を対象とした郵送アンケート調査結果
  • ※1
    1週間(連続7日間)の喘息症状日誌の記録に基づき、次のいずれかの項目に当てはまる場合をコントロール不十分と判定した。
    • ① 喘息症状(発作)が週に1回以上あった場合
    • ② 発作治療薬の使用が週に1回以上あった場合
    • ③ 運動を含む活動制限があった場合
    • ④ 年に1回以上の増悪(ぞうあく;予定外受診、救急受診、入院を要した喘息症状)があった場合
  • ※2
    1週間(連続7日間)の喘息症状日誌の記録に基づき、※1に記載された4項目①②③④のうち3項目以上当てはまる場合、または月に1回以上の増悪があった場合をコントロール不良と判定した。
  • ※3
    1週間(連続7日間)の喘息症状日誌の記録に基づき、喘息症状(発作)や発作治療薬の使用がなく、運動を含む活動制限がなく、かつ増悪もなかった場合をコントロール良好と判定した。

足立 満 他 : アレルギー・免疫 22(10):1446, 2015より

喘息は日常生活にさまざまな影響を及ぼします

直近3ヵ月で発作があった喘息患者さんに喘息による影響の内容について質問したところ、40%以上の患者さんが「夜中目覚めることがあった・睡眠不足があった」と回答するなど、日常生活への支障が示唆されました。

喘息による影響の内容
-直近3ヵ月で発作があった喘息患者さん651人を対象としたインターネットアンケート調査結果

直近3ヵ月で発作があった喘息患者さん651人を対象としたインターネットアンケート調査結果

玉置 淳 他 : アレルギー・免疫 25(3):398, 2018より