何歳からアトピーのケアは自分でやれるようになる?

女の子のイラスト

しつこく言いたくはないけれど…。アトピーのこと、けんかにならずに前向きに話したい。

男の子のイラスト

親にアトピーのことをしつこく言われるのが嫌だ。

馬場先生のイラスト

こんな時どうする?馬場先生からのワンポイントアドバイス

徐々に本人のセルフケアへ移行していきましょう。アトピーは毎日のケアが欠かせないため、つい「やった?」「塗った?」と確認しがちですが、続くと子どもは監視されていると感じやすくなります。大切なのは、責める言葉ではなく“一緒に考える言葉”に置き換えること。たとえば「薬塗った?」ではなく「今日はかゆみどう?」と尋ねると、会話が広がり「分かってくれている」と感じてもらえます。

年齢が上がると、親に塗られるのを嫌がる時期もあります。チェックリストを活用して主体性を育て、反発が強いときは第三者である医師とのコミュニケーションも活用しましょう。

年代別の解決のヒントも見る

学童期のお子さん

チェックリストやカレンダーを活用し、親が言わなくても「できた」を見える化。ほめる機会を増やす工夫を。

思春期のお子さん

「薬ちゃんと塗った?」 → 「今日はかゆみどう?」
「まだ搔いてるの?」 → 「かゆみが強いとき、どんなときが多い?」
「言われなくてもやってよ!」 → 「どの時間なら自分でケアしやすい?」
「もう言わないで!」 → 「じゃあ、やったかどうか合図を決めようか」

親よりも医師や看護師からの言葉が響くことも。診察に本人が主体的に参加し、治療方針を一緒に聞く時間を大事に。時には本人と医師だけで話す時間を作るのも良い。

成人期のお子さん

親子の関係が「ケアの指導」から「生活や体調を共有する会話」にシフトしていくと、依存や反発が少なくなります。

進化している治療法

今から考える
アトピー性皮膚炎の治療選択肢

近年、アトピー性皮膚炎の病態解明が大きく進歩し、治療も進化してきています。
そのなかでも、アトピー性皮膚炎の「かくれ炎症」を引き起こす体内の原因物質をターゲットとしている分子標的薬という新たな治療選択肢が注目されています。

まずは、お近くの医師に相談しましょう!

患者さんがどんなことに悩んでいるのかお医者さんも知りたいと思っています。
皮膚の悩みがあればためらわずに相談して、専門医の先生と一緒によりいい皮膚を目指しましょう。

診察を受ける親子のイラスト