学校には、アトピーのことを伝えるべき?

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なにを相談したらよいの?

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学校でいやだなって思うことあるよ。でもアトピーだからできないって言いたくない。

馬場先生のイラスト

こんな時どうする?馬場先生からのワンポイントアドバイス

必要な配慮を得ましょう。学校や園にどこまで伝えるかは迷いますが、先生が知っていれば配慮が得やすく、子どもの安心につながります。一方で「アトピーだからできない」と言いたくない思いも大切です。

親御さんは「できること/工夫が必要なこと」を一緒に整理し、先生へ具体的に共有を。本人には「理由を無理に言わなくて大丈夫、先生が把握しているよ」と伝え、余計なストレスを減らしましょう。

「工夫して参加できた」「最後までやりとげた」経験が自信に。アトピーを理由に止めるのではなく、安心して挑戦できる環境を周囲と整えていきましょう。

年代別の解決のヒントも見る

乳幼児期のお子さん

汗や食事など生活に直結するポイントをシンプルに伝えると、先生も対応しやすくなります。
また、「園で外用薬を塗布してもらいたい」場合には、「1日○回塗布」「昼食後に顔と腕に塗布」など、処方医からの具体的な指示の入った文書を渡す方法があります(多くの園では「与薬依頼書」や「薬の管理票」などの提出が必要)。

学童期 / 思春期のお子さん

運動会やプールなどで「みんなと同じようにしたい」という気持ちが強くなります。事前に先生に「できる範囲」と「工夫」を共有しておくことが安心につながります。医師の診断や指示をもらっておき、簡単な書面にして渡しておくとよいでしょう。学校に提出する「学校生活管理指導表(アレルギー用)」の一部として書いてもらう方法もあります。
例:手指のアルコール消毒は避けてください
体育の後は着替えや保湿を別室(保健室)で行わせてください など

進化している治療法

今から考える
アトピー性皮膚炎の治療選択肢

近年、アトピー性皮膚炎の病態解明が大きく進歩し、治療も進化してきています。
そのなかでも、アトピー性皮膚炎の「かくれ炎症」を引き起こす体内の原因物質をターゲットとしている分子標的薬という新たな治療選択肢が注目されています。

まずは、お近くの医師に相談しましょう!

患者さんがどんなことに悩んでいるのかお医者さんも知りたいと思っています。
皮膚の悩みがあればためらわずに相談して、専門医の先生と一緒によりいい皮膚を目指しましょう。

診察を受ける親子のイラスト