成長すればよくなるって聞いたけど…

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成長したら治るって思っていたけど、実際のところはどうなの?

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いつまで治療続くの?

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こんな時どうする?馬場先生からのワンポイントアドバイス

経過は人それぞれ。アトピー性皮膚炎は「大きくなれば良くなる」とも言われますが、子どものうちに軽くなる人もいれば、大人まで続く人もいます。大切なのは「治る/治らない」でなく、症状をコントロールして生活の質を守ること。治療の選択肢は増え、以前より快適に過ごせます。親子で医師と経過を確認しつつ、その時期に合った治療とケアで安心できる未来を目指しましょう。

年代別の解決のヒントも見る

乳幼児期のお子さん

自然に良くなる子もいますが、早めにケアを続けることで皮膚のバリアを守り、アレルギーマーチへ移行することを防いだり、症状が軽くなりやすい土台を作れます。

※アレルギーマーチ:小児期には、乳幼児期のアトピー性皮膚炎から始まり、続いて食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎と次々と異なる時期に出現してくることが多く、これを「アレルギーマーチ(atopic march)」と呼びます。

学童期のお子さん

症状が落ち着いてくる子もいれば、運動やストレスで悪化する子もいます。無理に「もう治った」と考えず、季節や体調によって皮膚症状の波があることを前提にサポートしましょう。

思春期のお子さん

ホルモンや心身の変化で悪化しやすい時期です。長期的な見通しに不安を感じやすいですが、ここで治療をきちんと続けることで将来のコントロールがしやすくなります。

成人期のお子さん

症状が続く人も一定数いますが、新しい治療薬やスキンケアの選択肢が広がっています。就労・恋愛・生活を支えるためにも、医療とつながり続けることが大切です。

進化している治療法

今から考える
アトピー性皮膚炎の治療選択肢

近年、アトピー性皮膚炎の病態解明が大きく進歩し、治療も進化してきています。
そのなかでも、アトピー性皮膚炎の「かくれ炎症」を引き起こす体内の原因物質をターゲットとしている分子標的薬という新たな治療選択肢が注目されています。

まずは、お近くの医師に相談しましょう!

患者さんがどんなことに悩んでいるのかお医者さんも知りたいと思っています。
皮膚の悩みがあればためらわずに相談して、専門医の先生と一緒によりいい皮膚を目指しましょう。

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