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インペアード・パフォーマンスと自動車運転 【監修】東北大学大学院医学系研究科 機能薬理学分野 教授 谷内一彦先生

インペアード・パフォーマンスは自動車運転操作影響するのか?

インペアード・パフォーマンスをきたすと、本人の気づかないうちに日常生活におけるパフォーマンスが低下することがあります。このような状態になると、生活全般のさまざまな場面に影響がでる可能性があります。
自動車運転操作への影響もそのひとつです。抗ヒスタミン薬が脳に移行すると、インペアード・パフォーマンスにより運転操作が不安定になります。しかし、脳に移行しにくい抗ヒスタミン薬では、影響の少ないことがわかっています。

インペアード・パフォーマンスによる自動車運転操作への影響

下の図は、抗ヒスタミン薬を飲んだときに、自動車の運転操作がどれくらい不安定になるかをみた試験の結果です。
抗ヒスタミン薬の種類によっては運転操作が不安定になり、影響がみられることがわかりました。

※偽薬: 薬の効果を見るために、比較対照として用いられる有効成分を含まない錠剤のこと。

Weiler JM et al:Ann Intern Med 132:354, 2000 より改変

運転するときはどうすればいいのか?

インペアード・パフォーマンスを比較的起こしにくい抗ヒスタミン薬もあり、このような薬は、病院でお医者さんに処方してもらうことができます。自動車運転をされる場合は、ぜひお医者さん、薬剤師さんに相談してみましょう。

自動車を運転される方や、インペアード・パフォーマンスについて気になる方は、ぜひ医師・薬剤師にご相談ください!

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