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かゆみが勉学に与える影響 【監修】大阪大学大学院医学系研究科 皮膚科学教室 教授 片山一朗先生

かゆみがどれくらい勉学に影響を及ぼすのかを把握するために、かゆみを伴うアレルギー性皮膚疾患に悩む中学受験生および高校受験生の母親310人を対象にアンケート調査が実施されました。その結果をご紹介します。

かゆみによる勉学への支障

調査した母親の約半数が「アレルギー性皮膚疾患により子どもの勉学に支障がある」と回答し、そのうち、支障をもたらすものとして「かゆみ」と回答した人が約95%を占めました。皮膚疾患によるかゆみは、勉学へ大きな支障をきたすことが明らかになりました。

かゆみによる勉学への支障
-かゆみを伴うアレルギー性皮膚疾患に悩む受験生の母親を対象としたアンケート調査結果

室田浩之, 片山一朗, 谷内一彦:診療と新薬 47(9):964, 2010より

かゆみの飲み薬による勉学への影響

また、かゆみの対策として子どもが飲み薬を飲んでいる場合、37.5%の母親が、飲み薬の副作用によりお子さんが「眠気・だるさ」を感じていると回答しており、「集中力・判断力の低下」を感じていると回答した母親も12.5%いることが示されました。 皮膚のかゆみがある受験生は、「かゆみ」によって勉学へ支障をきたすとともに、飲み薬の副作用によるパフォーマンス低下にも悩まされていることが明らかになりました。

かゆみの飲み薬による勉学への影響
-かゆみを伴うアレルギー性皮膚疾患に悩む受験生の母親を対象としたアンケート調査結果

室田浩之, 片山一朗, 谷内一彦:診療と新薬 47(9):964, 2010より

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