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病院で治療するメリット 【監修】大阪大学大学院医学系研究科 皮膚科学教室 教授 片山一朗先生

正しい診断でかゆみの原因がわかる

皮膚のかゆみの原因は人それぞれです。自分自身でかゆみの原因をある程度予想したとしても、それは素人判断でしかありません。がまんして病院へ行かずにかくことでさらにかゆみが強くなったり、自己判断で市販薬を使ったりすることでひどくなってしまうこともあるのです。 病院では、お医者さんがあなたの皮膚の状態や症状が出た時期、年齢、生活環境など、さまざまな観点からかゆみの原因を探り、正しい診断を行ってくれます。

あなたに合った最適な治療が受けられる

お医者さんは、かゆみの原因を正しく診断したうえで、その診断に基づいた治療を行います。治療薬は、あなたの症状やライフスタイルを総合的に判断して、数種類ある塗り薬や飲み薬などのなかから最適な薬を選び、適切に組み合わせて処方してくれます。また、症状を軽くするために、あなたに適したスキンケアやセルフケアなどのアドバイスをしてくれることもあるでしょう。このように、病院ではあなたに合った最適な治療を受けることができるのです。

安心して治療が進められる

薬には、市販薬、病院で処方される薬のどちらであっても、少なからず副作用があります。でも、病院ではお医者さんがその副作用による影響も考えて、あなたに適した薬を選んでくれているので、より安心して治療を進めることができます。また、定期的に診療を受けていれば、自分の症状や薬について気になることがあったときにお医者さんに相談したり、治療の見直しができる場合もあります。

通院の手間、わずらわしさがネックに

そうはいっても、いざ病院へ行くとなると、近くの病院を探したり、定期的な通院が必要であったりと、ある程度手間がかかることも事実です。「薬店で市販薬を買った方が手軽」と感じることもあると思います。したがって、市販薬を購入する前には、自分の症状を薬剤師さんに相談することが重要です。また、病院で市販薬のアドバイスを受けることで、治療期間や治療費の節約につながる場合もあります。

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