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かぶれ(接触皮膚炎) 【監修】大阪大学大学院医学系研究科 皮膚科学教室 教授 片山一朗先生

かぶれとは?

かぶれとは、何らかの原因物質が皮膚に接触したときに、強い刺激やアレルギー反応によって炎症が起こり、かゆみを伴う湿疹ができる病気で、正式には接触皮膚炎といいます。

かぶれの原因

かぶれは、身のまわりのもの全てが原因となりえます。代表的なものとしては、化粧品やアクセサリーなどの金属類、洗剤、植物などが挙げられます。

かぶれの原因になり得るもの

部位 主な原因
シャンプー、毛染め、育毛薬、帽子
化粧品、医薬品、香水、メガネ、植物
頸部 ネックレス、化粧品、香水、医薬品、衣服
体幹、上肢、下肢 衣服、洗剤、金属、医薬品
手足 ゴム、皮革製品、植物、医薬品、洗剤、化粧品、金属
陰部 衣服、洗剤、コンドーム、避妊用薬品

清水 宏:『あたらしい皮膚科学 第2版』 中山書店, 2011

かぶれの治療

かぶれになってしまったら、原因物質を調べて接触を避けるとともに、湿疹に対しては、皮膚の炎症をおさえる塗り薬として「ステロイド外用薬」が使われます。また、かゆみがある場合は、飲み薬の「抗ヒスタミン薬」が用いられます。

かぶれで行われる主な治療

原因を取り除く原因を取り除く
塗り薬塗り薬

■ステロイド外用薬
皮膚の炎症をおさえます。

飲み薬飲み薬

■抗ヒスタミン薬
皮膚でのヒスタミンのはたらきをブロックし、かゆみをおさえます。

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