はたらく細胞「鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎」特別編

はたらく細胞「鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎」特別編 はたらく細胞「鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎」特別編

はたらく細胞とは?

人間1人あたりの細胞の数、およそ37兆個!
そこには細胞の数だけ仕事(ドラマ)がある!
ウイルスや細菌が体内に侵入した時、アレルギー反応が起こった時、ケガをした時などなど、
白血球と赤血球を中心とした体内細胞の人知れぬ活躍を描いた「体内細胞擬人化漫画」です。
この漫画は、人間の体内で起こる匂いの仕組みや、鼻茸の治療について紹介するものです。

第1話 においのしくみ

第1話 においのしくみ

第1話 においのしくみ

あなたは知っていますか?
人間がどのようにして「におい」を感知するのかを…。
外界にあるさまざまな物質からは「におい分子」が飛び出してきます。においを感知する秘密の場所は、鼻の一番奥!​そこでは、嗅細胞などがにおいを仕分けるなど、​頑張ってはたらいています!

第2話 アレルゲンの侵入と2型炎症

第2話 アレルゲンの侵入と2型炎症

第2話 アレルゲンの侵入と2型炎症

くしゃみ、鼻水、鼻づまりを引き起こすアレルゲン。アレルゲンとのたたかいでは、さまざまな免疫細胞が頑張ってはたらいています。​ただ、そのたたかいの中で、思いもよらぬ強い炎症反応が鼻の奥で出てきてしまい…

第3話 鼻茸(はなたけ)発生

第3話 鼻茸(はなたけ)発生

第3話 鼻茸(はなたけ)発生

鼻の粘膜が山のように盛り上がってしまう「鼻茸」。鼻茸のせいで​、においが鼻の奥まで届かなくなってしまいます。その仕組みは、免疫細胞などが戦闘で頑張ってはたらいた結果という皮肉…​
どんどん大きくなる鼻茸、このまま支配されてしまうのか?​

第4話 希望の使者

第4話 希望の使者

第4話 希望の使者

もうこれまでか…と思ったその時、突然希望の光が!​
大きな筒のような機械が、鼻茸を削り取っていきます。​想像していなかった事態に動揺するはたらく細胞たち。​はたして、鼻の中に平和は訪れるのか?​​​

主な登場人物

嗅細胞

嗅細胞

鼻粘膜に入ってきたにおい分子と結合し、脳へ電気信号を送る。

好酸球

好酸球

白血球の一種。全白血球の数%といわれている。
アレルギーや寄生虫感染があるときに増加する。

関連コンテンツ

嗅覚障害とは

治りにくい慢性副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎)の主な症状である嗅覚障害。嗅覚障害になると、匂いがわからなくなってしまいます。特に、鼻茸を伴う治りにくい慢性副鼻腔炎では、多くの患者さんが嗅覚障害に悩まされています。

鼻茸とは

鼻の中の炎症が長く続くと、鼻の中にポリープ(キノコ様の形状のもの)ができます。治りにくい慢性副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎)では、鼻の両側に鼻茸ができやすく、手術で取り除いても再発しやすいことが知られています。