「鼻づまりが起こるメカニズムを知らない4割」鼻閉白書。鼻閉に関する記事はこちら。

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ニュースリリース

2012

【2012年/2013年花粉症と鼻づまりに関する意識調査】
実は勘違い!?鼻づまりが起きるメカニズムとは

鼻づまりが起こるメカニズムを知らない4割
最も鼻づまりを感じるのは「就寝・起床時」

2013年は2年に一度の花粉飛散量の当たり年になると予測されている。花粉症の最もつらい症状として鼻水の他に、呼吸障害、いわゆる鼻づまりが挙げられることが多い1。そこでサノフィ株式会社(代表取締役社長:ジェズ・モールディング、本社:東京都新宿区)とマーケティング・リサーチを展開する株式会社アイシェア(代表取締役社長:井桁祐樹、本社:東京都渋谷区)では鼻づまりに関する調査を行った。
1 岡本英孝:Prog Med 28(10):2524,2008

調査は、北海道大学病院耳鼻咽喉科診療准教授 中丸裕爾先生の監修により、鼻づまり解消法や、鼻づまりとは何かということについて、アレルギー性鼻炎が原因の鼻づまりを経験したことのある20代~60代の男女500名を対象に行った。

【調査概要】

回答数:500名(2シーズン以上アレルギー性鼻炎を経験している方)
調査日:2012年11月21日~26日
男女比:男性50.0%、女性50.0%
年代比:20代20.0%、30代20.0%、40代20.0%、50代20.0%、60代20.0%
※調査はインターネット上で実施。

1.「鼻づまりのメカニズム」について知らない人が約4割

2シーズン以上アレルギー性鼻炎が原因の鼻づまりを経験したことがあるか聞いたところ、全回答者(685名)のうち、73.0%(500名)が2シーズン以上の鼻づまりを経験している。それらの方々を対象に、そもそも鼻づまりがどのように起こるのかを知っているか聞いたところ、「あまり知らない(24.8%)」、「全く知らない(17.0%)」を合わせると41.8%が、鼻づまりがどのように起こるのかを知らないと回答しました。

グラフ:あなたはご自身の鼻づまりがどのように起こるのかご存知ですか?

2. 鼻づまりがあっても約3割は、通院なしで対処

鼻づまりの治療方法について聞いたところ、「病院で検査をして調べた(37.2%)」、「病院で薬をもらった(24.6%)」と合わせると、通院して治療したのは61.8%で、「自分で調べて治療した(2.8%)」、「家族等に相談した(3.2%)」、「特になにもしなかった(24.6%)」等、通院せずに対処した方が30.6%となり、鼻づまり治療に対する意識レベルが伺える結果となったが、実際に鼻づまりになって困ると回答した割合は「非常に困る(36.0%)」、「まあまあ困る(33.4%)」を合わせると7割近くが「困る」と回答しており、通院するほどではないとするものの、実際は困っていることがわかりました。

3. 鼻づまりは“呼吸障害”以外にも、日常生活で様々な障害に

具体的にどのような症状が困るのか聞いたところ、最も多いのが「呼吸がしづらい」の21.4%で、以下、「仕事・勉強・家事に集中できない(20.2%)」、「食べ物が美味しいと感じない(18.0%)」、「口が渇く(11.8%)」、「においがしない(5.4%)」、「頭痛(3.2%)」、「口臭が気になる(2.2%)」となった。

4. アレルギー性鼻炎患者さんの約7割に鼻づまり

鼻がつまる時に、どのような鼻づまりになることが多いか聞いたところ、最も多いのは「左右が交互につまる(29.0%)」、「左右どちらか一方の鼻がいつもつまる(25.6%)」、「両方の鼻が同時につまる(19.8%)」、「あまり気にしていない(25.6%)」となった。一見、あまり重要性を感じないが、この鼻づまりのなり方について、中丸先生は、「実は正常状態でも鼻腔は左右交互につまっています。これはネーザルサイクルという生理的現象です。もう片方の鼻腔で自然な呼吸ができるため、多くの場合、鼻づまりを自覚することはありません。一方、今回の調査では、“左右が交互につまる”という自覚があるため、アレルギー性鼻炎などの鼻疾患による鼻閉症状であると考えられます。また、今回の調査では、アレルギー性鼻炎の患者さんの約7割が鼻閉症状を有していたことが明らかになりました。」と述べています。

5. 鼻づまりには、出やすい時間がある?

また、鼻づまりを特に感じるときは何をしていることが多いのか、複数回答で聞いたところ、最も多いのが「朝起きたとき(55.2%)」となり、以下、「夜寝るとき(54.0%)」、「仕事・勉強・家事をしているとき(38.0%)」、「通勤・通学のとき(29.4%)」、「運動をしたとき(23.2%)」、「人と話をしているとき(12.0%)」、「食事をしたとき(10.2%)」、「テレビを見ているとき(10.2%)」と続いた。就寝時・起床時に特に鼻づまりを感じることについて、中丸先生は、「鼻づまりの原因である鼻粘膜の腫れは、自律神経の働きと関わりがあります。自律神経には交感神経と副交感神経があり、アレルギー性鼻炎による鼻づまりは、副交感神経が活発になる夜から朝にかけて出やすいため、就寝時・起床時に鼻づまりを感じることが多くなるのです。鼻づまりにより就寝中に口で呼吸することが多くなると、朝、口の中が乾燥したり、痰(たん)が多くなったりします。」と言われています。

今回の調査結果から、中丸先生は「日中に鼻づまりがひどくなくても、朝にこのような症状を自覚した場合は医師に相談の上、適切な治療をお勧めしたい。」と述べています。鼻づまりについて、より詳しく知りたい方は、サノフィ株式会社の運営する鼻づまりに関する「鼻閉対策省」ウェブサイトをご覧ください。(http://www.allergy-i.jp/bihei/

【2012年/2013年花粉症と鼻づまりに関する意識調査】

鼻づまりが起こるメカニズムを知らない4割 最も鼻づまりを感じるのは「就寝・起床時」

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